乳がん〜ステージ1からの局所再発。時々アート、折々川柳

2016年2月、48歳、乳がん発覚/ステージ1/アリミデックス服用/左乳全摘。自家組織乳房再建済
2021年4月、53歳、局所再発/ステージ2?/フェソロデックス注射中/左胸温存/リンパ転移1箇所
趣味のアートスポット巡りと、ヘタな川柳で日々の思いをお届けします。

カテゴリ:ファースト-乳がん > 乳がん/それから?〜術後治療のゆくえ

擦った揉んだありましたが、
無事、乳がん2年生に進級しました。

つきものが落ちたかのように、すっきり。晴れ晴れ。
なので、東京〜銀座〜新橋ぶらぶらギャラリー巡りをしました。

加島美術…コーネーリア・トムセン

森美術館で見たちらしが印象的だったので、 立ち寄ってみました。
和室のブルーストライプがすっきりとして印象的でした。
滝をイメージしているのでしょうか…? c01

資生堂ギャラリー…冨安由真

1歩足を踏み入れると、寂しい森の中の古い別荘を彷彿とさせる部屋が…。
どこか懐かしく、物悲しい。
心の片隅に置いてきてしまった、
埃を被った思い出を、思い起こさせようとしているようです。
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…とコラム風に書くと上記のようですが、
とても簡単に言うと「お化け屋敷」。薄気味悪さをたっぷり味わえます。

クリエイションギャラリー G8…JAGDA新人賞展2018

コクヨ、資生堂、生茶等々の広告デザインの数々。
特に資生堂のポスターが洗練されていて、カッコ良し。
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罹患後、2年目のマンモグラフィーで「再検査」を
頂いてしまった私。

本日は再検査の為、またもマンモ検査です。
相変わらず痛いのですが、
もう、この痛みにも慣れてきたよ…。

さて、びくびくしながら診察室に入り、
主治医から結果を聞きました。

先 生:これが前回撮影の画像、こちらが本日撮影の画像です。 
今回の画像には、影がありませんでした。特に異常はありませんので大丈夫です。

先 生:マンモグラフィーの「押し」が弱かったり、
写真の精度が悪かったりすると、
本来映らないはずの影が映ってしまう事があるんです。

大変申し訳ありませんでした。

先 生:罹患後2年目ということもあり、念のため検査しました。
心配されたと思いますが、大丈夫です。


わたし:つまり、検査する人によっては、違う結果が出る事もあると…。

先 生:そうですね、申し訳ありません…。

わたし:いえいえ、ちゃんと調べてもらったほうがいいので、大丈夫です。
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↑2枚並べてレントゲン写真を見せてもらったのですが、
確かに前回のものには白い影がありましたが、
今回のものにはありませんでした。
だから前回の検査でも、超音波と3Dマンモでは「異常なし」だったわけだ…。
納得してしまいました。

年1回の健康診断でも「乳頭出血、緑内障注意」と言われ、
慌てて近所の眼科で眼圧等々詳しく調べてもらったら、なんでもなかったし…。

人間のやる事だから、漏れや間違いは致し方なし。
そのための再検査だったんだし。
主治医の先生は小さい疑問点でもきっちり検査してくれる先生だと、
再認識できたし。それでよしとしよう!と思う事にしました。

とはいえ、再検査までの2カ月は、気持ちのアップダウンが激しく、
落ち込む事も多かった…。これががん患者ってことなんだなあ。とほほ。
実は、近所のお地蔵さんの前を通る度に「健康、健康!」って唱えていました。

一歩間違えれば大クレーム…?

結果大丈夫だったわけだし、私はそれでOKですが、
人によっては
「何で最初からしっかり検査しなかったんだ」
「二度目の検査は必要なかったのに、今回の検査費用は払いたくない」
…位言う人はいるかもしれませんねえ…。

前職ではそんなヤクザみたいな客も相手にしていたので、
なんとなくそんな事も考えてしまいました。

3Dマンモがなかったら「要再検査」続出??

今回、3Dマンモでは最初から「異常なし」だったので、
少しは救われていたのですが…。

この「3Dマンモグラフィー」どこにでもある訳ではないようです。
私が年1回受けている健康診断センターにはありませんし、
在住区の保健所にもありません。

しかも、上記で主治医の先生が言っているように、
検査技師の力量でマンモグラフィーの結果は大きく変わってくる。

1,000人がマンモグラフィー検診を受けると、
そのうちの50人から100人ほどが精密検査を行い、
乳がんと診断されるのは3人程度…。

らしいですが、異常なしと出た47〜97人の中には、
「押し」が弱くて影が映ってしまい、
2Dマンモしか無い為に「要再検査」の結果が出てしまった。
という人もいるんじゃないか、と思ったりしています。

新しい技術で不要な不安を抱く方が1人でも減ってくれれば。
そして、早期発見が益々進んでくれれば。と願うばかりです。

痛くない!マンモを越えた技術が出るかも?

こんな記事がありました。
痛くない!乳がん検査…微弱電波で立体画像、来年度中に治験目指す。
マンモのように胸を挟む事なく、3Dで撮影できる検査方法です。
まだ治験の段階ですが、私の子が成長した頃には、
こんな検査方法がスタンダードになっていればいいなあ…。

再検査を告げられて、数週間経ちました。

詳しくはこちら
http://masakano-cancer.blog.jp/archives/30985099.html

そういうこともある。 
仕方ない。
悪い結果の時の気持ちの準備をしておかないと。

また、子と旦那にキツイ思いをさせるのか…。

また胸全摘かなあ。
もう、片胸を自家組織再建してるから、
今度は無理だよね(T . T)。
左:自家組織
右:シリコン
サイボーグみたいだね…(T . T)。

こんなことなら、
両方取って再建しちゃえば良かった…。

部分切除なら、抗がん剤だろうなぁ。
毛が抜けるから、子と母親にも乳がんの事言わなきゃいけない。

ぐるぐると出口のないドグラマグラに入り込んでしまいます。

せめて出かけて気晴らししようと思ったのに。
数日前との気温差10度以上で、
寒すぎて体が思うように動かない。

5月だというのに、
ヒートテックハイソックスと背中にホカロン。
とほほです。

…さて、セキセイインコにエサあげなきゃ。

 

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